介護保険の訪問調査を受ける

公的介護保険

介護保険の訪問調査

介護保険の訪問調査を受けるときには日常生活の不自由な部分を素直に調査員へ言いましょう。訪問調査を受ける時の伝え方などについてもご説明します。

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 調査前に準備すること

必要な情報をメモする

訪問調査が来る前に、本人が生活上で困っている点などをメモにまとめておき、調査時に伝えるようにしておきましょう。

必要な情報は、

  1. 本人(要介護者)の状態
  2. 本人(要介護者)に特定疾患や言語障害などの有無
  3. 介護保険の利用目的

になります。

具体的な内容は、

  • 脳卒中後遺症の片麻痺になってから立ち上がりや歩行などが自力でできなくなった
  • 排泄、入浴、衣類着脱なども自分ではできなく、全面的な介助が必要である
  • 段差が多く転びやすいため、手すりやスロープ取り付けの住宅改修が必要
  • 1ヶ月前から家族の名前が分からなくなってきた

などになります。

訪問調査員が訪問したときにこのようなメモを伝えると、わかりやすいため、自分に合った適切な要介護度が判定されやすくなります。

調査項目は74個

正確な情報を伝える

訪問調査では、原則1人の訪問調査員が自宅に来ます。訪問調査員は74個の調査項目に基づき、本人または家族に質問をしていきます。

所要時間は約1時間くらいになります。本人が受け答えをできる状態であっても、正確な情報を調査員に伝えるために、必ず家族が同席できるようにしましょう。

家族が同席できないときは、地域包括支援センターに相談してケアマネージャーなどにお願いしましょう。

なぜ本人だけではいけないのか?その理由は

  • 本人だけだと正確な心身状態を伝えられない場合がある
  • 本人が伝える内容を忘れても家族がサポートできる

などになります。

家族が同席した時の違い

例えば調査時、本人だけのときと、本人に家族同席のときの2パターンを比べてみてください。

本人だけの場合、

調査員「自分でベッドから車椅子に移乗はできますか?」
本人「なんとか自分で出来ます」

調査員の判断は「問題なし(自立)」になります。

本人に家族同席の場合、

調査員「自分でベッドから車椅子に移乗はできますか?」
家族「ベッドから移乗する際は、私が本人の手と身体を支えてあげれば移乗することが出来ます」

調査員の判断は「一部介助あり」になります。

どんなことを伝えればいいの?

上記の例ですと移乗はできているが、そこに家族の支援があるかないか、不自由さを伝えることで、調査員の受け止め方は全く違うものになります。

このように日常の心身状態を、詳しく具体的に調査員へ伝えることが非常に大切です。

 質問には正直に答える

介護認定を高く判定してほしい

調査のときに調子が悪い風に装う人がいます。理由は、介護認定を現状より高く判定してほしいからです。しかし、高く判定されることによるメリットはあまりありません。

なぜなら、要介護度が高くなると自己負担額も高くなるからです。調査のときは、あくまでいつも通りのありのままの自分を見せるようにして服装なども普段の身なりにしましょう。

介護が必要な状態を細かく伝える

そして、大切なことは介護や支援を必要とすることを細かくきちんと調査員に伝えることです。そうすれば自分に必要な介護認定が下ります。

調査は、質問項目のほかに、調査員が記入する特記事項なる箇所があります。この特記事項で要介護度が左右される場合がありますので、調査員には細かい点までしっかり伝えることが大切です。

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