在宅介護の問題を解決するための心構え

在宅介護

在宅介護をする際、様々な問題が出てきます。介護をする側、される側、双方が心地よい環境作りをするためにはどうしたら良いと思いますか。う~ん。。。なんだろう。

在宅介護は、一人で行ったり、考えてしまいがちですが一人抱えてしまうと悪い方向に行ってしまう恐れがあります。そうならないために、必ず周りに手助けを求めて協力して乗り越えていきましょう。

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在宅介護でのストレスと上手く付き合う

親の介護に直面した時、「今後どうなるのか」と多くの人は不安になると思います。在宅での介護となれば、今までの生活に少なからず変化が出てきます。

例えば、自分の自由な時間が無くなり、いつまで介護が続くのかという不安からストレスが溜まりやすくなります。

トイレなどで夜中に何度も起こされることで睡眠不足が続くと、身体と心が疲弊してイライラが募り親にきつくあたってしまうことが増えるかもしれません。

在宅介護を上手く乗り切るには、ストレスといかに付き合うかがポイントです。難しいかもしれませんが、必ず自分の時間を少しでも作ることが大切になってきます。

そんなこと時間作れるわけないと思いましたか?でも作ってください。担当のケアマネ、地域包括支援センター、介護施設、訪問介護事業所、ヘルパー、訪問看護など色々あたってみると助けてくれる人は必ずいます。

最初は手続きや今後の計画など大変なことが多いかもしれませんが、そんな中で例えば友達に愚痴を聞いてもらうとか友達がいなければ介護関係者などに聞いてもらってくださいね。

介護が始まるとお金に余裕が持てなくなりますが、切り詰めすぎると余計、心にゆとりが持てなくなり、ストレスの原因になってしまいます。お金がなくても自分へのプレゼントを買って気分転換をしてくださいね。

頑張っているあなたを必ず見てくれている人がいますので、一人で抱え込まず、「助けてほしい」と周りに訴えかけましょう。嫌になる時もあると思いますが、一歩ずつ、一個ずつ問題を解決していけば心から笑えるようになります。

何も犠牲にする必要はありません。辛い時は周りに助けを求めてください。

介護をしている人への気遣いと感謝の気持ち

介護をする上で大切なのは、家族のチームワークです。

そのため、介護が必要になる前に夫婦や兄弟で介護の役割分担を話しておくことが大切です。親と離れて暮らしている人にとっては、実家で親と同居していたり、親の近くに住んでいる兄弟は頼りになる存在です。

ついつい任せきりになることもあると思います。もしも介護をすることが困難な場合は、金銭的な援助で協力する方法もあります。

いずれにしても、特定の人に過度な負担がかからないように気をつけなければいけません。親の介護がきっかけで夫婦や兄弟の仲が悪くなるケースもあります。

役割分担を話し合う場合は、まとめ役になる人を決めておくとスムーズです。家族がバラバラに動くよりも、まとめ役の人に親の情報が集まるようにしておいた方が迅速な対応が可能になります。

また、そのまとめ役の人が、医師やケアマネージャー、役所など外部との連絡の窓口になることができれば良いですが、あまり負担をかけ過ぎてはダメです。

親と同居している兄弟にはどうしても負担がかかってしまいます。他の兄弟は実家にこまめに連絡をして、親の様子の変化や困っていることがないか確認するようにしましょう。

その際、忘れないようにしたいのは感謝の気持ちです。ありがとうの一言を言うか言わないかだけで全く違ってきます。また、夫婦のどちらかが親の介護で家を留守にする時も、相手への気遣いを忘れないようにしましょう。

未婚で一人っ子の場合は、すべての役割をしなければいけませんが、ケアマネや役所などと連携を取り、事情を話してできるだけ周りにも手伝ってもらうようにしてください。

地域包括支援センターや医師の協力

絶対に避けるべきことは、たまに帰省した人が介護への文句や不満を口に出すことです。何か気になることがあったら、親の面倒を見ている兄弟から事情を聞いた上で一緒に問題解決を考えるようにしていきます。

しかし、「このように介護した方がいいのになぁ」と思っても、兄弟が聞き入れてくれない場合もあります。親も同居している子供への遠慮から本心を言い出せないこともあります。

そのままにしておくと状態が悪化してしまうかもしれませんので不安な場合は、住まいの近くにある地域包括支援センターの職員やケアマネージャーに相談して必要な支援を提案してもらうことが良いでしょう。

介護保険制度の利用手続きをはじめ、医療や介護、福祉などのあらゆる相談に応じています。市区町村の福祉課の対応が不十分な場合など、身近な相談先として利用する価値があります。

また、頑固な親に聞き入れてもらいたいことがある場合は、主治医に相談して医師から親に伝えてもらいましょう。子供の言うことはきかなくても医師の話には耳を傾けることもあります。

通院できない場合に使いたいサービス

医療機関への通院が難しいが自宅で療養したい場合は、訪問診療を利用すると便利です。昨今、入院期間の短縮化や療養病床の削減により在宅療養が必要な人が増えてきています。

そのような人達の中には胃ろうや痰の吸引といった医療的ケアが必要な人もいて、在宅療養生活を続けるためには訪問診療はなくてはならないサービスです。

在宅療養生活を支える「在宅療養支援診療所」は、24時間体制で相談や往診、訪問看護を提供している医療機関です。在宅で最期まで生活したい人にとって必要不可欠な機関です。

一般診療所と比べると医療費はやや高めになりますが、在宅医療の支援体制が手厚くなっています。訪問診療を利用したい場合は、主治医に相談してみてください。

そのほか、最寄りの地域包括支援センターや保健所、訪問看護ステーションなどに聞いてみてください。医療的な処置が必要であれば、訪問看護を一緒に利用することで、医師と看護師が連携を取り在宅療養を支援してくれます。

なお、訪問診療は有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などでも利用することができます。

在宅医療にかかる主な費用(医療保険適用)
往診料
6,500円/回
患者の求めに応じて医師が訪問し、診療を行った場合に算定。定期的・計画的な医師による訪問診療は、在宅患者訪問診療料で算定します。初診料や再診料も請求されます。夜間や深夜などの加算があります。
在宅患者訪問診療料
8,300円/日
(2,000円/日)
通院が困難な患者に医師が定期的・計画的に訪問して診療を行った場合に算定。原則、週3日が限度。(  )内は、有料老人ホームやケア付き高齢者向け住宅などの入居者向け(ただし特定施設は除く)
在宅時医学総合管理料
42,000円
(院外処方の場合)/月
通院が困難な患者に、計画的な医学管理の下、月2回以上の定期的な訪問診療または往診を行った場合に算定(月1回)。特定施設への入居者は除く。
特定施設入居時等医学総合管理料
30,000円
(院外処方の場合)/月
通院が困難な特定施設の入居者に、月2回以上の定期的な訪問診療を行った場合に算定(月1回)。

※患者の自己負担は、上記費用の1割〜3割程度になります。

※「在宅時医学総合管理料」及び「特定施設入居時等医学総合管理料」は、在宅療養支援診療所から診療を受けた場合の費用です。

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