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イチョウ葉エキスの効果効能・認知症予防|副作用や摂取量を検証

(最終更新:2018年1月27日)
イチョウ葉エキスの効果効能・認知症予防|副作用や摂取量を検証

日本人の平均寿命が伸びています。男女ともに80代まで生きられるようになった反面、身体の機能の衰えを止めることはできません。少しでも長く自分の意思で、自分の人生を楽しみたい。そんな中高年に人気が高まっているのがイチョウ葉です。

イチョウ葉エキスとは?

イチョウを乾燥させて抽出

イチョウ葉エキスとは、青葉のイチョウを乾燥させて抽出した栄養成分になります。イチョウは、恐竜がいた中生代より繁栄している非常に古い長寿の樹木で絶滅危惧に指定されている中国原産の植物です。

種子などは銀杏と呼ばれており、全国に街路樹として植えられて黄葉時は銀杏並木が非常にキレイです。

「フラボノイド」と「ギンコライド」

イチョウ葉エキスにある2つの成分「フラボノイド」と「ギンコライド」は、血圧、血管年齢の維持、血行改善、血糖値の調整、血栓の予防、ストレスの緩和、薄毛などのさまざまな健康効果の働きがあると言われています。

黄葉の黄色い色素がフラボノイドで、身体に良い成分として広く知られるポリフェノールのひとつです。

イチョウ葉エキスは高血圧、糖尿病、といった生活習慣病が引き起こす脳梗塞、動脈硬化のほか、認知症、認知機能障害、記憶力の低下、まためまいや耳鳴り、パーキンソン病まで広い範囲の症状の進行の予防、発症の予防に効果が期待されます。

イチョウ葉エキスの効果・効能

高血圧や耳鳴りの症状緩和

フラボノイドは主に血流改善に効果を発揮するため、脳や毛細血管の血流が良くなり、認知症や高血圧、耳鳴りなど血行が悪いために引き起こされる症状が緩和されます。

血小板の凝固を防ぐ(血小板活性化因子の抑制する)ことで、血栓ができにくくする効果もあります。

脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症の予防効果

ギンコライドは、イチョウ独自の成分で、活性酸素を抑制するため、記憶力や集中力を高め、脳の血流の改善などで脳血管性認知症の予防効果も期待されます。血流の働きを助けるなどの効果のあり、イチョウの若木の葉や根にのみ存在します。

さらに、アミロイドβが溜まるのを防止・減少させる働きもあり、アルツハイマー型認知症にも効果があると言われています。

医学雑誌Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine
オーストラリアの50~61歳の男女を対象にイチョウ葉エキスを1日80mg、14日間継続摂取させ、作業記憶に対する試験(スクリーンに瞬時に示された多角形図形とその後提示された多角形模型の一致を同一なら右手、異なるなら左手でボタン押下して回答する作業記憶(WM)課題)を行い、回答の正確さがプラセボと比較して有意に高くなったことが報告されており、視空間性作業記憶、短時間に形を認識・識別する注意力・集中力・情報処理能力、継続的実行機能に対する肯定的な効果が認められていた。
出典:Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine Volume 2011, ArticleID 164139, 10 pages
サンパウロ連邦工科大学の臨床実験
2003年に行われたサンパウロ連邦工科大学の臨床実験で、ブラジル人男性48人(60~70歳)にイチョウ葉エキス(イチョウ葉エキス24%、イチョウ葉由来フラボノイド6.1%、イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む)カプセル及びプラセボカプセル(イチョウ葉エキスを含んでいない)を1日1粒8ヶ月摂取してもらったところ、イチョウ葉エキスを含むカプセルを摂取した場合、コルシブロック課題(図形の記憶テスト)の正解数が有意に増加SPECT検査と血液粘度計による測定試験では、脳灌流の有意な増加と血液粘度の有意な低下が確認され、日本人でも妥当性が得られる検査結果になりました。
出典:Pharmacopsychiatry. 2003 Jul;36(4):127-33.
二重盲検無作為プラセボ対照試験
55~79歳のオーストラリアの男女を対象として、イチョウ葉エキスを120mg/日、12 週間継続摂取させ、認知機能評価に使用する神経心理学的評価(WJ-R、SOPT、OMO RT test、Inspection time)を行った結果、長期記憶(Glr)に対する試験(有名人の顔写真と名前、もしくは図形とそれに記載された文字の組合せを照合する学習課題)において、記憶の長期貯蔵と想起がプラセボと比較して有意に高くなったことが報告されました。
出典:Hum Psychopharmacol Clin Exp 2006; 21: 27–37.
リバティー大学の研究
55~86歳のアメリカの男女を対象として、イチョウ葉エキス60mgを1日3回(合計 180mg)、6週間継続摂取させ、認知機能評価に使用する神経心理学的評価(SCWT、TMT、WMS-R)を行った結果、SCWTの視覚的注意力を要する「Color-naming」に対する肯定的な効果が認められました。
出典:J Altern Complement Med. 2000 Jun;6(3):219-29.
リバティー大学の研究
60歳以上のアメリカの男女を対象として、イチョウ葉エキスを 60mg×3回(合計 180mg)/日、6 週間継続摂取させ、認知機能評価に使用する神経心理学的評価(SRT、WAIS-Ⅲ、WMS-Ⅲ)を行った結果、言語性記憶(SRTにおける記憶想起の指標である遅延自由再生、記憶貯蔵の指標である遅延再認)、視覚性記憶(WMS-Ⅲの顔Ⅱ(遅延再生))の遅延再生に対する肯定的な効果が認められました。
出典:Hum Psychopharmacol. 2002 Aug;17(6):267-77.
オスナブリュック大学の研究
45~65歳の男女を対象として、イチョウ葉エキス240mgを1日1回、6週間継続摂取させ、認知機能を評価する神経心理学的試験として、Appointments test(記憶の自由再生試験)を行い、量的評価(正確に思い出せた量)において、直後再生および遅延再生の改善が報告されてました。
出典:Phytomedicine. 2011;18:1202-1207.

イチョウ葉の効果を高める方法として、脳の機能を高める成分DHAを一緒に取り入れると、相乗効果を発揮します。「DHA」には、赤血球を柔らかくする作用があり、血流に対する作用を補完します。

イチョウ葉エキスの摂取量

1日120mgを目安に摂取する

日本の国立健康・栄養研究所とドイツの製薬会社の研究では、1日の必要摂取目安量は以下のようになります。

  • 国立健康・栄養研究所 1日あたり120mg~240mg
  • ドイツの製薬会社 1日あたり100mg~150mg

両者の目安量を比較すると1日の必要摂取目安はおおよそ120㎎前後が良いと思われます。

イチョウ葉エキスの摂取方法

イチョウ葉エキスを含む食品はサプリのみ

イチョウ葉エキスは、残念ながらその成分が体内に長くとどまることができません。適量を超えた時は、体外に排出されてしまいます。

1日数回に分けて飲むと体内の濃度を一定に保つことができるため、サプリメントで摂ることで適用量を摂取できます。市販のサプリの中には、含有量の多すぎるものがありますので、慎重に選んでください。

イチョウ葉エキスサプリを飲むメリット・デメリット

効果的にイチョウ葉エキスを身体に取り入れるには、サプリがおすすめです。なぜサプリがいいのか?飲むメリットは以下になります。

サプリメントで摂取するメリット
  • 必要な1日分の摂取量を身体に摂れる
  • 薬と違い副作用の心配が少ない
  • 食欲がなくても補給することができる
  • 毎日続けることができる
  • 手軽に持ち運びができる

逆にサプリメントを摂取するデメリットは「即効性がない」ことです。薬ではないので最低でも3ヶ月くらいは続けないと実感は得られません。しかし、薬と違い副作用の心配がないので安心して実感することができるでしょう。

イチョウ葉エキスサプリの選び方・ポイント

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イチョウ葉エキスサプリは、さまざまな会社が販売しております。そこで当サイト独自のサプリメント購入基準を以下に定めました。

  • 信頼のおけるメーカー、企業が開発したもの(信頼のおけるとは、製造法や安全性が記載されていること)
  • 厚生労働省推奨のGMP認定工場にて製造されているもの
  • 有効成分、含有量がしっかり記載されているもの
  • 極端に安すぎないもの(ただし自社開発・製造・販売している会社は安くても問題ありません)
  • 販売実績があり評判が良いもの
  • 続けやすく実感しやすいもの
イチョウ葉エキス配合サプリ
機能性表示食品 イチョウリーフ
約30日分 定期コース 3,013円(税込)
1粒にドイツの医療品規格と同じ含有量120㎎のイチョウ葉エキスを摂取することができる機能性表示食品のサプリです。
日本健康・栄養食品協会の基準検査に合格しJHFAマークを取得した高品質なイチョウ葉エキスが使用されています。
創業40年以上の健康家族が開発され、第三者機関によって安全性などの認定を取得されています。
関連記事 「イチョウリーフ」の詳細はこちら

イチョウ葉エキスの副作用と飲む時の注意点

用法・用量を守って摂取すれば問題はない

イチョウ葉エキスは、適量を守って摂取している分には、副作用の心配は要りません。しかし、イチョウ葉エキスは、血流に対する効能・効果が高いため、その分飲んだ際に変化が現れやすいとも言えます。

中には胃腸の不調、頭痛、めまい、動悸、便秘、皮膚のアレルギー反応、吐き気、落ち着かなくなる、小さな切り傷でも出血が止まりにくくなるといった副作用がある場合もあります。

おかしいと感じたら、すぐに飲むのを中止し、医師や専門家に相談するのが良いでしょう。サプリなど含有量がはっきりわかるものを飲むのが安心です。

ほかの薬やサプリとの飲み合わせ

イチョウ葉エキスは、飲み合わせに注意が必要な場合があります。

  • イチョウ葉エキスは、認知症や末梢動脈閉塞症に効果があると期待されているために、動脈硬化の予防も、と考えがちなのですが、処方薬として血液をサラサラにする薬である抗血液凝固剤を服用している場合、出血しやすくなる場合があります。
  • イチョウ葉エキスと医薬品の併用が原因で脳出血を起こした事例があります。他にも、手術や抜歯で出血がひどくなることも考えられます。
  • 痛み止めとイチョウ葉エキスの併用でも、脳内出血の事例が報告されています。
  • てんかん発作を引き起こす場合も想定されます。発作に対する医薬品を服用中の場合、イチョウ葉エキスを飲むのは避けてください。また、インスリンや一部の利尿剤との併用も、注意が必要です。

このようにイチョウ葉エキスは、上記の飲み合わせに気を付けて、摂取することが大切です。

おわりに

血流に効果を発揮するイチョウ葉エキス、認知症の予防や様々な生活習慣病に効果が期待ができ、高齢化社会の必需品のような存在になりつつあります。

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