無資格・未経験で介護派遣を働く7つのメリットを解説|おすすめ介護施設も紹介

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女性介護士

介護派遣は無資格・未経験でも働けるのか知りたい。

男性介護士

無資格・未経験で介護派遣をするメリットってあるのかな?

上記のように無資格・未経験の人が介護派遣で働くについての色々な疑問はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
介護の123編集部

この記事では無資格・未経験で介護派遣をするメリット、働ける施設の種類についてわかりやすく解説しましたのでぜひ参考にしてみてください。

介護業界は常に人材不足

訪問介護員の不足感は8割

介護業界は、少子高齢化の真っただ中にある日本において常に労働力の需要が高い業界です。

介護労働者の就業実態と就業意識調査によると、訪問介護事業系における訪問介護員の不足感が82.4%、介護施設系の介護職員の不足感は66.9%と8~6割もの割合となっています。

介護職員の過不足状況

多くの事業所で介護スタッフが足りていないため、無資格・未経験でも必要とされている業界と言えるでしょう。

平成22年以降の有効求人倍率は右肩上がり

平成20年には、世界的な不景気の引き金となったリーマンショックがありました。この時期は全職業の有効求人倍率が軒並み1%未満であったのに対し、介護業界は常に1%以上をキープし続けていました。

それ以降も下がることなく、平成29年には全職業が1.50倍に対して、介護業界の有効求人倍率が3.5倍と約3倍の高水準に達しており、いかに人材不足かが数字として表れています。

介護分野の有効求人倍率

こちらの有効求人倍率からも介護業界は全職業と比べて人材が足りていないため、未経験・無資格でも採用される確率がかなり高いことが読み取れます。

無資格・未経験で介護派遣をする7つのメリット

【メリット①】介護スキル不要で働ける

介護の派遣スタッフとして働くために、資格があればさまざまな状況において有利になります。しかし、資格がなくても、仕事に就くことは可能です。

たとえば、高校を卒業してすぐ介護派遣スタッフとして働くこともできます。学歴も特に問われませんので必要なスキルは現場で働きながら少しずつ身に付けていけばいいでしょう。

介護派遣スタッフとして、事業所を転々として幅広く経験値を積むというのもひとつです。

【メリット②】サービス残業がない

介護業界で働くということは、介護保険のもと決められたルールに沿ってサービスを提供するということです。

そのルールというものには、日々のサービスの記録や定期的な計画書などの書類作成、さまざまな事業所との関わりなどがあります。

介護技術だけが仕事ではなく、そのさまざまな周辺業務をしていると、業務時間内では収まらないということはよくあります。

そのため、正規の職員であればサービス残業をすることになり、事業所によっては残業代が支払われるケースもありますが、利用者に対するサービス以外の業務では収益につながらないため、サービス残業になることがほとんどでしょう。

介護派遣スタッフの場合、時間給で働いているためサービス残業をすることはありません。

【メリット③】派遣会社が相談に乗ってくれる

介護業界の現場では、常に利用者に対して細心の注意を払っておかなければなりません。それに加え、ケアマネージャーやその他の福祉サービス事業所などとも連携して、手厚いサービスを提供していくために日々努力しています。

そのようなストレスフルな状況下では、人間関係などのトラブルが起きやすいものです。それは、利用者との人間関係はもちろん、スタッフ同士での問題などさまざまあります。

中には、派遣先に直接相談しにくいような出来事もあるでしょう。

そもそも、派遣先自体に問題がある場合もあります。直接雇用されているのであれば転職するか我慢し続けるしかありませんが、派遣であれば気軽に派遣会社に相談することができます。

会社がうまく派遣先と交渉してくれたり、事情によっては別の派遣先を紹介してくれたりすることもあるでしょう。派遣会社は、派遣スタッフのセーフティネットとしての機能も持っています。

【メリット④】社内のしがらみが少ない

ある職場に正社員やパート職員として勤めているのであれば、その環境の中で協調して過ごしていくことになります。

自分の介護の仕事としての役割を果たしながら、他の人の主張を踏まえつつ、バランスをとってコミュニケーションしていく能力が必要です。

介護は接客業でもあるため、コミュニケーションにおいてはより気を遣うことになる場面もあるでしょう。それがしがらみとなって負担に感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、直接雇用となれば、会社に養ってもらっているという関係性上、自分の思うようにいかないこともままあります。

派遣スタッフであれば、派遣先に100%依存しているわけではないため、ある程度自由に環境を変えることができるでしょう。社内のしがらみから逃れて軽やかに仕事に取り組みたいのであれば、派遣という働き方はおすすめです。

【メリット⑤】さまざまな環境を経験できる

介護スタッフとしての技術にはさまざまなものがあり、それらは環境によって求められるものが異なります。対応する利用者の状態によっても大きく変わるでしょう。

たとえば、寝たきりの利用者が多い事業所であれば、食事介助や排泄管理、床ずれ予防など全身状態の観察やケアなどの知識・技術をもってサービスを提供していくことになります。

逆にフレッシュな高齢者を相手にするのであれば、介護予防としてのレクリエーション的なサービス提供になるでしょう。このように、介護といっても環境において必要なスキルは異なります。

派遣スタッフであればさまざまな環境を経験できるので、オールラウンダーとして働ける介護スタッフになることも可能でしょう。

【メリット⑥】働きながら資格がとれる

介護業界では、介護の実務によって資格を取得する権利が得られます。介護福祉士の国家資格を取るためには大学・短期大学などで学ぶこともありますが、未経験でも資格を取れるようになります。

具体的には、3年以上の実務経験と研修を終えた状況であれば、介護福祉士としての国家試験を受験できるようになります。学校に通えばそれだけで多額の出費になりますが、実務経験であればむしろ稼ぎながら学べるため一石二鳥です。

派遣として継続的に業務に取り組むことで、未経験でも確実にキャリアアップしていくことができるでしょう。

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参考 かいご畑の口コミ評判|登録してわかったデメリット・メリットまとめ

【メリット⑦】複数の本業で働くことができる

介護業界で得られるスキルは、専門的な技術です。現場で培った知識や経験は、仕事・プライベート問わずさまざまな状況で活用できます。副業として介護技術を活かすのもよいでしょう。

介護業界における人材のニーズは高い状況であり、忙しいときにタイムリーに勤務できる人材を欲しがっている事業所は数多くあります。

正社員などであれば副業がしにくいこともあるでしょうが、派遣スタッフであればいくつかの事業所を掛け持ちしやすいです。

ひとつの事業所だけでなく、パラレルワーク(複数の本業)で幅広いキャリアを積むことができるのは、介護派遣の魅力といえるでしょう。

介護派遣の無資格・未経験で働けるおすすめ介護施設は?

小規模多機能型居宅介護とは

【おすすめ①】特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

特別養護老人ホーム(通称:特養)は、要介護者に対して介護保険下によるサービスを提供する施設です。デイサービスやサービス付き高齢者住宅などに比べると比較的重度の利用者を扱っています。

要介護度は3から入所可能とされており、地域における介護のインフラを担う位置づけです。通いや軽症者へのサービスに比べると単価や稼働率は高く、収益も安定しているでしょう。

平均時給単価:約1,000~1,500円

参考 特別養護老人ホーム(特養)の仕事内容とは

【おすすめ②】介護老人保健施設

特別養護老人ホームと同様、入所系の介護サービスになります。介護老人保健施設は、要介護1から利用可能で、比較的軽症者の利用が多いです。

この施設では、主に病院から自宅復帰するための準備期間としてつなぎの医療・介護サービスを提供しています。介護がメインである施設に比べると、医療サービスの割合が高めです。

平均時給単価:約1,000~1,400円

参考 介護老人保健施設の仕事内容とは

【おすすめ③】介護付き有料老人ホーム

特別養護老人ホームと似たような言葉ですが、介護付き有料老人ホームは利用者の要介護度に限らずさまざまな介護ニーズの高い高齢者を受け入れています。

施設形態によってサービス内容や費用にも差があり、高級な施設であればかかる費用も高くなりがちです。

平均時給単価:約1,100~1,400円

参考 有料老人ホームの仕事内容とは

【おすすめ④】デイサービス(通所介護)

デイサービスは通所介護ともよばれ、日帰りの送迎つき介護サービスです。泊まりの利用者がいないため、基本的に夜勤はありません。

利用者の人数や施設規模によってサービスの単価が変わります。特別養護老人ホームなどの入所系サービスと比べると、利用者のキャンセルなどのリスクが高く、収益の安定性ではやや入所系に劣るでしょう。

平均時給単価:約900~1,200円

参考 デイサービスの仕事内容とは

【おすすめ⑤】グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

有料老人ホームなどに比べると初期費用などの面で安価なのが、グループホームです。小規模で、施設受け入れ人数は18人程度までとされており、入居者も認知症の利用者が多いというのが特徴になります。

身体は元気で少しずつ認知症状が出始めているといった人が主な対象となっており、施設内のサービスも認知症予防につながるものが多いです。

平均時給単価:約900~1,300円

参考 グループホームの仕事内容・一日の流れ・給料・デメリットを解説

【おすすめ⑥】訪問介護

訪問介護は、利用者を自分たちの施設で介護するのではなく、利用者自身の家に訪問して介護するサービスです。入所系や通所系などの施設系サービスとは違い割高になっています。

これは、施設系サービスに比べて訪問系サービスはランニングコストがかからないということが理由のひとつです。介護報酬も訪問系は高い反面、サービス提供におけるリスクが高いというのが特徴になります。

平均時給単価:約900~1,800円

参考 訪問介護の仕事内容とは

おわりに

介護のスキルは一朝一夕で身につくものではありせん。しかし、学歴などに関係なく未経験でも確実にキャリアを積むことができます。

学校に通わずとも国家資格を取得できるため、未経験から何か手に職をつけたいと考えている人にとっては適した職業といえるでしょう。介護派遣スタッフとして働いて、一生ものの仕事を手に入れてみませんか?

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