新人介護職員いじめ6つの対策方法|新人いじめの原因とタイプも解説

新人介護職員いじめ対策 介護職員の悩み

介護の職場に多いと言われる、職員間のいじめや嫌がらせ。
中には、入ったばかりの新人職員に対して、通過儀礼のようにいじめを行う先輩職員もいるとか。

「新人いじめ」は、これから介護職で働こうという人には何とも怖い話ですが、もしもそんなターゲットになってしまった時にはどうすればいいでしょうか?

どんなタイプの新人がいじめに遭いやすいのか、その対処法も含めて考えてみました。

介護職での新人いじめ3つの原因

介護職での新人いじめは、余裕のない職場環境が影響しているもの、いじめる先輩職員の人間性とか性格の未熟さ、新人職員の態度がきっかけになってしまう場合など、いずれか、またはそれらが重なり原因となっています。

【原因1】仕事の忙しさ

人手が不足しがちの介護の仕事で、新人の教育や指導は担当の職員にとって、より仕事が増えることでしかありません。ただでさえ忙しい上に、ひとりなら素早くできる仕事も、教えながらだと時間がかかるので当然負担に感じています。

新人が仕事に慣れるまでは仕方のないことなのですが、忙しさでそう思える余裕がなく、イライラが溜まることがいじめの原因に。

【原因2】妬みやひがみ

良くも悪くも、若い新人職員は目につきます。

上司や男性職員、利用者さんにちやほやされているとか、ファッションが派手、高価なアクセサリーやバッグを持っているなど、あらゆることが妬みの対象になるのです。

日ごろから仕事の鬱憤が溜まっている職員にとっては、そうしたちょっとしたことがいじめる原因になります。

【原因3】新人の言葉遣いや態度

10代20代で入ってくる新人には、社会経験の少なさから目上の人や先輩・上司に対する態度が身についていないことが多くあります。

介護の仕事で働く職員の年齢は幅広いので、年配の職員の中には若い新人の言葉遣いや態度に、バカにされているとか仕事をなめていると感じて、腹を立てる人もいます。

しかし新人のほうでも、年配の人との付き合いに慣れていないので、相手が何に腹を立てているか気づかず、かえって状況を悪化させ、それがいじめに発展することもあります。

いじめを受けやすいタイプは?

仕事が遅い

経験の浅い新人の仕事が遅いのは当然なのですが、いじめをする職員にとっては、指導として正当なことをしている、という形で文句や嫌味を言いやすいので、覚えが悪く仕事が遅かったり、臨機応変に動けない新人は、いじめのターゲットになりやすいといえるでしょう。

声が小さい

介護職では、仕事中の報告や連絡なども多いので、声が小さく聞こえづらいとそれだけで仕事の流れが滞ることもあり、先輩職員のイライラの原因にもなります。

また、声が小さい人には自分に自信が無い人も多く、おどおどしている様子が、いじめる側にとってはつけ込みやすいところでもあります。

おとなしい

おとなしい性格の人は、文句を言われたり嫌がらせを受けても、言い返すことができず言われっぱなしになる傾向があります。いじめる人は、自分の不満やストレスの発散に理不尽な言動をしていて、それを自分でも自覚をしていますが、認めたくはありません。

言われることを受け取ってしまうおとなしい人だと、言いたいことを好きなだけ言えますし、反論や抗議もされないので、いじめやすいのです。

我慢強い

我慢強い新人は、いじめられても自分でなんとかしようと頑張ってしまうので、周囲に相談することはなかなかありません。

一方で、新人をいじめるような職員は、実は自分に自信が無いので、評判や評価を気にする人が多く、上司の前では良い人を演じているようなこともあります。そのような人にとって、上司に報告される可能性が低い我慢強い新人は都合がよく、いじめの対象になりやすいのです。

マイペースな新人

新人をいじめる「お局」のような古株の職員にとって、自分と異なるものや、自分の意向に従わないものは気に障り、排除したくなるようです。

そのため、いわゆる「天然」な人や空気を読めない人、ファッションが派手だったり、敬語を使わず話しかけてくるなど、マイペースな人もいじめの対象になりがちです。

「新人いじめ」を受けた時の6つの対策・対処法

新人いじめに対処するには、自分の対応や印象を変えることで相手がいじめにくくなることを基本に、それでもひどい嫌がらせやいじめには、具体的な対処を行います。

メモを取り仕事を覚える

仕事が遅い、知識が無いことが原因で、先輩職員から嫌味を言われたり、つらく当たられるようなときは、まずは仕事ができるようになる努力をします。

訊いたことや手順はその都度メモを取り、空き時間に見直して覚えるようにします。
仕事を覚えてどんどん動けるようになれば、いじめられる原因を減らせて、先輩を見返すこともできるようになるでしょう。

声は大きく

大きな声で挨拶をしたり、はっきり話すと、仕事のコミュニケーションもスムーズになりますし、人に与える印象も変わり、自信があり明るい人と見せることもできます。

利用者や周囲の職員にとっても好感を持てる人物と映るので、そのような人をいじめると周りに批判されかねず、いじめがしづらくなります。

抗議する

指示されたとおりにやっても文句を言われたり、納得できない嫌がらせや八つ当たりが続き、いじめる相手がひとりの場合は、本人にはっきり抗議することが有効なこともあります。

自分より弱い立場の新人をいじめるような人は、強く抗議をされたり反撃にあうとは思っていません。
そして案外弱い人間なので、いじめられていた人間が本気で怒ったり強く出ると、それだけで怯み、いじめることを辞める場合があります。

上司に相談する

自分の対応を変えても事態が改善しない時や、いじめが複数やグループで行われていて、自分一人では対処できない時は、上司に報告し相談します。

可能であればチームを変えてもらうことや、他の事業所や施設への異動についても考えてもらえるよう、具体的な対応を求めます。

労働基準監督署や警察へ

上司に相談しても対応してもらえない時は、労働基準監督署の綜合労働相談センターに相談すると、紛争解決のための援助や、必要に応じて法テラスや裁判所など他機関と連携を行ってくれます。

また、嫌がらせやいじめが暴力を伴うものであったり、物を盗まれる・壊されるといった犯罪になっていれば、警察に相談し被害を届けることも必要です。

嫌がらせの内容や日時を記したメモや、写真・録音・録画など、証拠や記録になるものがあると、被害届を出すときや訴える時に役立ちます。

転職する

改善の見込みがなく、訴えたり被害届を出すような状況なら、いちばんの対処法は転職することです。

せっかく入った職場であっても、仕事以外のことで心身をすり減らす環境に長くいる必要はなく、早めにより良い環境に移ったほうが将来のためになります。

いじめを原因として身体的なケガや不調、うつ病やその他の精神的な疾患になった場合は、労災を申請したり、相手に慰謝料を請求することも考え、診断書を取っておきましょう。

おわりに

大人のいじめは子どもよりも、陰湿でひどくなりがちだと言われますが、介護職でのいじめは職員だけの問題ではありません。

職員同士の関係の悪さが仕事に影響することで、時には利用者のケガや事故にもつながる可能性があるのです。

介護はストレスも多くハードな仕事だからこそ、そのストレスを身近な人にぶつけるのではなく、気持ちよく仕事をしていけるよう、先輩職員も新人職員もお互いに協力していきたいものです。

必見!介護・福祉業界で転職をお考えの方

求人誌よりも介護求人が圧倒的に多い!
人間関係の良い職場へ転職できる!
相談から転職まで利用は全て無料!
さらに無料で資格取得もできる!
未経験・無資格でも働ける職場が見つかる!
自分の条件に合った職場に就ける!

介護職員の悩み
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
この記事が気に入っていただけましたら、シェアをお願いします
介護の123
タイトルとURLをコピーしました