誰でもできる!デイサービスでの高齢者レクの盛り上げ方6つのポイント

デイ高齢者レク盛り上げ方 介護の現場で役立つ

デイサービスで行う高齢者レクについて、毎回頭を悩ませている職員の方も多いのではないでしょうか。

いろいろ考えてやってもみても、盛り上がらなかった、楽しんでもらえていない、と感じるのはとても残念なものです。
内容が悪かったんだろうか、進め方がダメなんだろうか、と深く考えてしまいますが、足りないのは、ほんの些細な工夫かもしれません。

今回は、高齢者レクを盛り上げるちょっとしたポイントを考えてみました。

レクを行う前にすること

みなさんはレクを始める前、毎回どのようなことを行っているでしょうか。直前まで準備にかかりきりで、バタバタとスタートしてしまうことも多いのでは。
レクを行う前の下準備で、その後が盛り上がりやすくなります。

アイスブレイクを行う

アイスブレイクとは、堅い雰囲気を壊す、つまり緊張をほぐして気楽に楽しめる雰囲気づくりをすることです。コンサートやお笑いライブの前に「前座」の歌手やタレントが出てきて盛り上がりやすい楽しい雰囲気づくりをしておく、あの感じです。

デイサービスに来ている利用者同士でも、顔は知っていても話したことが無いとか、普段は違う曜日に来ていて知り合いがいない、という人が多い場合には特にレク前のアイスブレイクは重要です。

アイスブレイクをする意味

アイスブレイクをする意味は、まず一緒にレクを楽しむ利用者同士にコミュニケーションをはかってもらうことです。

レクをみんなで一緒に楽しもうと言っても、初めて会う人や、よく知らない人の前では、ダンスや体操なども思い切りできなかったり、大笑いもつい控えてしまう、ということから「盛り上がっていない」ということになりがちです。

そのため、遠慮や緊張なくレクを楽しめるように、まずはその場でお互いに知り合い、親しみを持ってもらうことがアイスブレイクを行う意味です。

アイスブレイクの種類とやり方

アイスブレイクはおもに以下のような種類に分けられます。
どれかを選んでもいいですし、いくつか続けて行ってもよい、それぞれの種類のアイスブレイクの方法をご紹介します。

笑いによるアイスブレイク

周囲の人が笑うと、つられて笑いたくなるものなので、思わず笑ってしまうようなきっかけを与えることで、場の雰囲気を一気に和ませるやり方です。

早口言葉

言い間違いの面白さで、かならず笑いが起きる簡単な方法です。
早口言葉は簡単なものから難しいものまで、いくつか用意しておき、大きく見やすく書いたものを用意しておきます。

ジェスチャーゲーム

お題の「もの」や「動物」などをジェスチャーで表して当ててもらいます。
なりきったジェスチャーのおかしさが笑いを誘うので、職員が率先して、または積極的な利用者の方に協力してもらって出題します。

スキンシップによるアイスブレイク

軽くスキンシップをすることで緊張をほぐし、短時間で打ち解けられるアイスブレイクの方法です。

肩たたき

大人数ならいくつかのグループに分かれて円になって座ってもらいます。
みんなで「うさぎとかめ(もしもしかめよ)」を歌いながら、リズムに合わせて両隣の人の肩を決まった回数トントンとたたきます。

<肩たたきのやり方>
もしもしかめよ かめさんよ(右側の人の肩を右手で8回たたく)
せかいのうちで おまえほど(左側の人の肩を左手で8回たたく)
あゆみののろい ものはない(右側の人の肩を右手で8回たたく)
どうしてそんなに のろいのか(左側の人の肩を左手で8回たたく)

握手ウェーブ

グループごとに円形に座り、隣の人と手をつなぎます。
握った手を順番に上げていき(上げる高さは肩くらいまで)ウェーブを描きます。
きれいに流れたら、逆回りや途中で方向を変えるなどのバリエーションも試します。

自己紹介によるアイスブレイク

名前を聞いたり、自分との共通項があるなど、少しでもお互いを知ることができると、安心し緊張もほぐれます。

自己紹介しりとり

自分について簡単に表すことばに続けて名前を言って自己紹介をします。
.例えば「子どもが5人、孫が8人、先日ひ孫も生まれた**花子です」という感じです。
次の人は**花子さんの名前の最後の文字「こ」から始まる自己紹介をします。

リレー自己紹介

4~6名ほどのグループで円になって座り、最初の人が自分の名前を言います。次の人は「Aさん(最初の人)の隣のBです」と名前を言い、次の人は「Aさんの隣のBさんの隣のCです」と次々名前を足していきます。

途中でわからなくなったら、覚えている周りの人が教えてもよく、協力して覚えていくうちにコミュニケーションも深まります。

レクを盛り上げる6つのポイント

レク前のアイスブレイクで、場を作っておいた後、レク自体を盛り上げるには、どんなところにポイントを置いたら良いでしょうか。

レクの内容

基本的な事ですが、まず全員が参加できる内容を考えます。
何を面白いと感じるかはひとりひとり違いますが、全体の雰囲気が楽しければ、それで楽しかった、盛り上がったと感じるものです。

しかし、参加していても自分にはわからない、あるいはできないものだと、楽しい雰囲気には入れませんし、その「つまらない」という感じは周りにも伝わってしまいますから、例えばハンデのある車いすの方や足腰が悪く長く立っていられない方、耳が遠くて聞こえにくい、というような方がいたら、そういう方にも健康な方にも両方楽しめるような内容、または楽しめる方法を考えます。

グループ分け

レクでのグループ分けは参加メンバーの性格などもよく考えて行います。

利用者の中には、引っ込み思案な人や気むずかしい人、積極的で明るい人など色々なタイプの方がいるので、グループの雰囲気がひとつに偏らないようにメンバーを配置します。

特に、明るい雰囲気の人、積極的な人は、各グループにひとりは入るようにグループ分けをします。 

ムードメーカーの協力

明るく人前で話すことが好きな利用者の方がいれば、進行をお願いしてもいいですし、最初のアイスブレイクの時に率先してゲーム等に参加してもらうなど、雰囲気づくりに協力してもらいます。

参加者の中にムードメーカー的な人がひとりいれば、その方を巻き込んで進行していくことで全体も盛り上がりやすくなります。

適度なフォロー

利用者の中にはレクのルールがあまり理解できていなかったり、飽きっぽい方もいます。

参加している利用者の様子に注意し、そういう方がいたら笑顔で適度にフォローし、楽しい雰囲気が続くように配慮します。

利用者中心に

レクを企画した側は、どうしても予定通り進めることに頭がいっぱいになってしまいますが、利用者にとっては歳のせいで疲れやすく集中力が続かないこともあり、指示されるだけのレクではすぐに飽きてしまいます。

盛り上げるためには、利用者の意欲を引き出せるよう褒めたり「のせる」工夫も必要です。
時にはレクの企画に利用者の意見を取り入れてみることも、参加者が自主的に楽しめるきっかけ作りになるでしょう。

職員自身も楽しむこと

何よりもレクを進行している職員自身が楽しんでいることが大事です。
多少の失敗も笑顔や楽しい雰囲気があれば、かえって笑いになって盛り上がることも多いので、思うとおりにいかなくてもへこまず、柔軟に考え対応しましょう。

計画通りに進めることにこだわるよりも、自分も楽しもう!という気持ちで参加者とコ
ミュニケーションを取りながらやっていきましょう。

おわりに

レクの内容や準備はもちろん大切ですが、楽しい場にすることがいちばんです。

まずは自分が楽しむことと、ひとりの利用者を楽しませようとすることから始めてみましょう。
それを繰り返していくと自分なりの盛り上げ方のコツもきっとつかめてくるはずです。

介護の現場で役立つ
スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
この記事が気に入っていただけましたら、シェアをお願いします

こちらの記事も人気です

介護の123
タイトルとURLをコピーしました