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認知症の検査はどこの病院・何科に行けばいいの?

(最終更新:2018年1月27日)
認知症の検査はどこの病院・何科に行けばいいの?

普段の生活の中で家族の変化に気付き、認知症かも?と思っても何科に連れていけばいいの?どうしたらいいの?と家族も不安になります。ここでは、認知症の疑いがある時の最適な病院や診療科をご説明します。

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認知症の専門医とは?

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認知症専門医は、認知症についての専門的知識や経験など一定の水準で学会の審査に合格した医師が認定され登録されています。認知症専門医の情報は、日本認知症学会日本老年精神医学会のホームページで検索することが出来ます。

認知症を診察する科や医師は全国にたくさんいますが、専門医でないことが多く見逃されてしまったという事実もあります。その為、これからますます高齢化が進むことが考えられ、2008年から日本認知症診療学会専門医制度が始まりました。

認知症は何科に行けばいい?もの忘れ外来とは?

認知症の疑いがある場合は、認知症の専門医がいる「もの忘れ外来」にかかることをおすすめします。日本認知症学会や日本老年精神医学会の認知症専門医が認知症かどうか詳しく適切な診察をしてくれます。

全国のもの忘れ外来一覧はこちら

また、近くにもの忘れ外来の病院が無い場合は、病状に合わせて以下の診療科を受診してください。

  • もの忘れ外来(まずはこちらに外来しましょう)
  • 神経科
  • 神経内科
  • 心療内科
  • 精神科
  • 老年科
  • 脳神経外科

認知症の検査の種類は?

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認知症を判断する検査は、症状に伴いさまざまな方法があります。

知能検査テスト

いくつかの質問に答えるだけで簡単に認知症の検査をすることができるテストになります。認知症は早期発見が重要な鍵となりますので疑いがある場合は、早めにやってみましょう。

病院に行く前に「自宅でできる認知症の簡易テスト」があります。気になる方はやってみてください。

一般的な身体検査

認知症の原因疾患があるかどうかを調べる身体検査になります。

  • 尿検査・・・特殊なたんぱく質を検出して認知症の診断を行います
  • 血液検査・・・特殊なたんぱく質を検出して認知症の診断を行います
  • 梅毒血清反応・・・血液を採取して梅毒の陽性を調べる検査を行います
  • 心電図検査胸部X線写真・・・X線を焼き付け臓器の異常を調べます
  • 内分泌検査・・・血中ホルモンの分泌を調べ甲状腺機能低下があるか検査を行います

脳の状態を調べる検査

画像検査では、認知症のタイプを調べることが出来ます。アルツハイマー型が有名ですが、その他にレビー小体型認知症や血管性認知症など症状や原因により予防の仕方や治療法が違います。

  • 脳脊髄液検査・・・くも膜下出血の疑いがありCT、MRIではわからない場合、背中から脊髄液を採取して調べます
  • 脳波検査・・・頭にいくつかの電極を付けて脳の状態を調べます
  • CT検査・・・頭を円状の機械の中に入れて造影剤を静脈注射します。脳血管障害などを調べることが出来ます
  • MRI検査・・・頭を円状の機械の中に入れて脳梗塞の早期診断をすることが出来ます
  • SPECT・PET検査・・・薬剤を静脈注射したのちカメラで撮影し、さまざまな認知症を調べることが出来ます

また問診による家族からの情報は認知症を診断する重要なカギとなりますので、受診の際は家族の付き添いが必要です。

セカンドオピニオンとは?

インフォームド・コンセントを行う

医療の進歩とともにたくさんの治療法があり、病気に対する考え方や治療法の違いや医療技術などにも差があるようです。今までのような一方的な診断や治療ではなく、あくまでも患者本人や家族が治療方法を決める「インフォームド・コンセント」(説明責任と同意)という考えがあります。

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複数の医師から意見を聞く

医師は、病名のほかにいくつかの治療法や効果、治療による影響、危険性などを説明し、その選択肢から患者や家族が比較や検討し決めることが出来るようにするシステムです。何が最善の治療法なのか?ほかの選択肢はないのか?など担当医以外で複数の医師から第2の意見を聞くことがセカンドオピニオンです。

家族が認知症と診断され、家族も不安を抱え治療を進めるうえで大切なのは医師との信頼関係です。しかし、診断の結果や今後の治療法に不安や迷いがあるときには、セカンドオピニオンとして複数の他の専門の医師に意見を聞くなど相談してみましょう。

まとめ

何かおかしいと思っても、本人が病院に行くことを拒んだり受診することを嫌がったり、受診するまで時間がかかってしまい進行してしまうケースが多くあります。無理やり連れていくのは困難で、認知症だと認めたくない気持ちがあり、自分はおかしくない、必要ないと余計に反発を招きます。診察を受ける前に医師に相談して、本人が納得して受診できるような工夫も大切です。

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(最終更新:2018年1月27日)