介護職員初任者研修の資格講座・受験資格・給料・仕事内容・メリットを徹底検証

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女性介護士

介護職員初任者研修の試験を受けようと思っているので受験資格や資格講座を知りたい

男性介護士

介護職員初任者研修の仕事内容や給料が知りたい

上記のようにこれから介護職員初任者研修の資格を取得するにあたり詳しく知りたい方はこの記事を読むことで解決できます。

介護の123編集部
介護の123編集部

この記事では、介護職員初任者研修のメリット、受験資格取得ルート、カリキュラム、試験内容、仕事内容、将来性、転職先などを詳しく解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

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介護職員初任者研修とは?

介護職員初任者研修_資格一覧

介護の123編集部
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介護職員初任者研修とは、介護職の第1歩として基礎となる最低限の知識と技術・考え方のプロセスを身につけることができる研修で基本的な介護業務を行うことができるようになります。

今では介護を行う人にとっての必須資格となっており、旧名はホームヘルパー2級になります。

無資格・未経験でも受けることができ、受講期間は130時間必要になります。

この資格は介護を行う際に必要な技術・知識・実践能力を持っているという証になるため、介護業界の求人ではこの資格が必須となっています。

介護職員初任者研修のメリット5つ

【メリット①】キャリアアップができる

キャリアアップができる

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識や技術を学べる介護職員としてのスタート資格です。年齢に関わらず働いた年数などにより、上級資格である介護福祉士やケアマネジャーなどの受験資格を得ることができます。

スムーズなキャリアアップのためにも、取得しておきたい資格です。

【メリット②】活躍の場が広がる

活躍の場が広がる

資格取得によって、フルタイムの正社員やアルバイト、派遣など様々な働き方ができるようになり、訪問介護、有料老人ホーム、グループホーム、医療機関など活躍の場も広がります。

知識を学ぶことで即戦力として働くことができ、周囲からの信頼も得やすくなります。

【メリット③】暮らしの中でも役立つ

暮らしの中でも役立つ

介護の基礎を学ぶことで、将来において家族に介護が必要になった時に活かすことができ、大切な家族に安心して日々を過ごしてもらえるでしょう。

相手の体をいたわりながら自身の体の負担を減らして介護する方法など、研修の内容を活かしつつ介護することが可能になります。

【メリット④】給料アップできる

介護職の給料

仕事内容が広がることによって、管理職などのポジションに選ばれることもあるでしょう。

また正社員だけでなくパートで働く場合であっても、会社から資格手当ての支給がされることが多いので、給与面でもメリットがあります。

【メリット⑤】転職に有利

介護 転職 有利

介護職員初任者研修は全国で通用する資格ですので、転職や産休後の復帰などの際にも役立ちます。

介護福祉業界は、高齢化社会により常に人員が不足していますが、人手が足りない介護施設であっても、無資格の方よりは一定の知識や経験があり即戦力として働ける資格のある方が選ばれる傾向にあるでしょう。

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介護職員初任者研修の仕事内容とは

職場によって仕事内容は違いますが、主な業務は以下の2つが基本です。

  1. 身体介護
  2. 生活援助

介護の職場も大きく分けて2つあります。

訪問介護
利用者の自宅での支援、介護施設や医療機関での支援、訪問入浴介護などを行います。
施設介護
24時間体制の所もあるため様々な時間帯で勤務することも多く、一度に複数人の支援を行ったりすることもあります。

生活援助は資格がなくても行えますが、身体介護は知識や技術が必要なため無資格では行えません。

 ①身体介護とは

男性介護士 身体介護

利用者の身体に直接触れながら、利用者の様々な身体状況に合わせ、身体に関する介護全般を行います。

食事介助

食事介助s

利用者の状態に合わせて、体勢やどの位置からどれくらいの量を口に運べばいいのかなどを考えながら食事の介助を行います。他にも歯磨きやうがいなどの口腔ケア、口腔体操や嚥下体操などのサポートもあります。

排泄介助

排泄介助

排泄やおむつ交換などの介助を行います。トイレまで連れて行ったり、ポータブルトイレを使用したり、ベッドの上で介助をしたりと、プライバシーに配慮しながら介助を行います。

入浴介助

入浴介助

髪や身体の全身洗浄、足浴、タオルを使っての清拭など、利用者の入浴の介助を行います。健康を保つためには入浴や清潔保持はとても重要です。

移乗の介助

移乗介助

ベッドから車イス、車イスからベッドなどへの移動するための介助をします。利用者の体は麻痺、筋力低下などさまざまな病状がありますので負担がかからないように介助を行います。

着替えの介助

衣類着脱介助

利用者の身体状態を見ながら着替えの介助を行います。脱健着患を意識しつつ身体に負担をかけずスムーズに着替えを手伝います。

体位変換

体位交換

同じ場所が圧迫され血流が悪くなってしまうと床ずれを起こしたり、関節も固まって拘縮してしまいます。そうならないために、仰向けに寝ている状態から横にしたり、座っている状態から立たせたりと体位を変えます。

移動介助

移動介助

立ったり、座ったり、歩いたりなどの移動や、車椅子や杖を使っての移動の介助を行います。段差の上り下りや階段の上り下りなど、少しでも不安を取り除き安全に移動ができるように手伝います。

通院介助

通院介助

利用者が通院するための身支度や、交通機関を使っての移動などの介助を行います。車での乗り降りや、段差や横断歩道などでのサポート、病院での手続きなども手伝います。

②生活援助とは

生活援助

食事の用意や掃除、洗濯、買い物などを利用者がひとりで行うのが難しい場合に、日常生活に必要な家事を代わって行うのが生活援助です。

調理

介護調理

利用者の自宅で食事の用意をします。利用者の好みや状態、栄養バランスなどを考えながらメニューを決め、準備・調理・後片付けやゴミ出しなどを行います。

掃除

介護掃除

利用者の自宅の掃除をします。利用者によって清掃方法は違いますが、掃除機をかけたり、雑巾がけ、整理整頓などを行います。

洗濯

介護洗濯

利用者の自宅で衣類等の洗濯や収納、衣服の修理などを行います。

買い物

介護買い物

利用者の代わりに日用品などの買い物の代行、薬の受け取りなどを行います。

生活に関する相談・助言

介護相談

ケアマネージャーなどと連携を取りながら適切なアドバイスや助言を行います。介護技術、介護用品に関する相談以外は対応できません。

③その他

介護の職場

レクリエーション

介護レク

施設でのレクリエーションの際に、企画や実施なども行います。

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介護職員初任者研修の将来性

将来性は間違いなく高い

これからの日本は高齢化社会にさらに突入することになるので、介護職員初任者研修は将来性は間違いなく高い資格です。

キャリアアップを考えている人や介護業界で働いていきたいと思っている人にもスタートラインに立つための必須資格であり、会社によっては持っていることが最低限となっているところも多いです。

介護福祉士へステップアップに繋がる

また、この介護職員初任者研修を取得することにより実務者研修(旧ホームヘルパー1級)を取得できるようになり、その後は介護福祉士、認定介護福祉士に進むことができるでしょう。

介護福祉士を受験するためにはいろいろと条件がありますが、介護職員初任者研修は受験資格の必須条件ではありません。しかし、介護福祉士の受験資格要件である実務者研修を介護職員初任者研修があれば450時間中130時間免除されるため、取得しておいて損はないでしょう。

参考 実務者研修の資格講座・受験資格・給料・仕事内容・メリットを徹底検証

参考 介護福祉士になるには?受験資格・合格率・給料・仕事内容・メリットを解説

介護職員初任者研修の就職先

転職先

介護職員初任者研修はどのような働き先があるかというと

などの在宅や施設などの幅広い介護業界で働くことが可能です。

この時介護を行う対象は一人で活動できなくなった高齢者以外にも障害者も含まれており、障害者の介護スタッフとしての役割を担うこともあります。それ以外にも旅行などのサービス関連の職種でも活用することができます。

参考 介護の仕事が学べる|丸わかり完全ガイド

介護職員初任者研修の給料

年収

介護業界は残念ながら薄給であること常に問題になっていて、そのことが原因で離職者が増え続けてなかなか業界に留まってくれる人がいないのが現状です。

介護職員の平均月収は約18万~24万円、平均年収は約250万円と言われています。ここに資格手当がつくので年収はプラス4~12万円となるでしょう。パートでは800円~1,400円くらいになります。

給料 金額
年収 250万円〜300万円
月収 18万〜22万円
時給 800円~1400円

介護職員初任者研修はキャリアアップには絶対に必要になる資格なので、将来的にたくさん給料を貰いたい人は必ず取得するようにしてください。

この介護職員初任者研修を持っている人は会社によって異なることが多いですが、資格手当は、だいたい月に3,000円~1万円になります。しかし資格手当がつかない会社もあるので資格手当があるかどうかは確認するようにしてください。

介護職員初任者研修の資格概要

介護職員初任者研修の資格概要

受講資格

介護職員初任者研修は、受験資格は必要ありません。無資格・未経験、どなたでも受講可能です。

料金・費用

介護職員初任者研修の講座料金・費用は、

  • スクール
  • 保有介護資格

によって変わってきます。

介護の123編集部
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平均受講料は「4万円台~11万円(税込)」ほどになります。

例として全国展開している介護資格教室の大手「三幸福祉カレッジ」の受講料:87,780円(税込)教材費込みです。

学習期間

介護の123編集部
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学習期間は、座学と実技講習を合わせて【合計130時間のカリキュラム】となっています。最短で1ヶ月にて取得可能です。

スクールによって、月曜コース、水曜コース、木曜コース、土日コースなどがありますのでご自身の通いやすいコースを選びましょう。

学習方法

学習方法は以下の2つを合わせて行います。

  • 自宅学習(通信)約1~5回提出 約40時間ほど
    自宅にてテキスト学習をしてレポートを提出します。
  • 通学講習(スクーリング)約15~16日間
    介護教室に通い、実践的な介護の知識を技術を身につけます。

受講の流れ

  • ステップ①
    自宅学習
  • ステップ②
    通学講習
  • ステップ③
    修了試験
  • ステップ④
    介護職員初任者研修修了証明書の発行
教育訓練給付金を申請しよう
教育訓練給付金とは、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、本人がその教育訓練施設に支払った経費の一部を支給する雇用保険の給付制度になります。おおよそ受講料が20%~40%割引になりますので対象者の方は必ずスクールの申込時に申請しましょう。
参考 教育訓練給付金制度とは

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介護職員初任者研修のカリキュラム

介護職員初任者研修の受講は通学形式で合計130時間履修します。また、通信形式でも約40時間ほど取得可能です。

科目 通学講習
(スクーリング)
自宅学習
(通信)
1.職務の理解 6時間 なし
2. 介護における
尊厳の保持・自立支援
9時間 7時間30分
3. 介護の基本 6時間 3時間
4. 介護・福祉サービス
の理解と医療との連携
9時間 7時間30分
5. 介護における
コミュニケーション技術
6時間 3時間
6. 老化の理解 6時間 3時間
7. 認知症の理解 6時間 3時間
8. 障害の理解 3時間 1時間30分
9. こころとからだの
しくみと生活支援技術
75時間 12時間
10. 振り返り 4時間 なし
合計 130時間 40時間30分

通信講座の足りない時間数は学校に通い履修します。130時間とは別に評価試験(1時間)があります。

実技演習の内容

実技演習は上記の受講科目「9. こころとからだのしくみと生活支援技術」になります。介護に必要な基礎的知識や生活支援技術を習得し、在宅・施設どちらでも活用できることを目的としています。

項目 内容
整容に関連したこころ
とからだのしくみ
と自立に向けた介護
・身体状況に合わせた衣服の選択、着脱
・身支度
・整容行動
・洗面の意義、効果
移動・移乗 に関連した
こころとからだのしくみ
と自立に向けた介護
・車いすの操作、ベット、車いす間の移乗
・車いす、洋式トイレ間の移乗
・屋外での移動介助の練習(車いす・歩行器・杖等)
・褥瘡予防のための体位交換(シーツ交換等)
・視覚障害者、肢体不自由者の対応
食事に関連したこころ
とからだのしくみ
と自立に向けた介護
・嚥下の体操
・水分摂取の方法
・食事介助の方法
・口腔ケア
入浴・清潔保持に関連した
こころとからだのしくみ
と自立に向けた介護
・入浴の介助方法
・全身清拭の方法
・足浴・手浴・洗髪の方法
排泄に関連したこころ
とからだのしくみ
と自立に向けた介護
・ポータブルトイレとベッドの介助と移乗の方法
・横臥の状態での尿器等の使用方法と介助
 睡眠に関連したこころ
とからだのしくみ
と自立に向けた介護
・安楽な姿勢、体位の実技
・寝室の工夫、安眠のための環境について
・ベットメイキング
・夜間に多い緊急時の対応について
総合生活支援技術演習 事例に応じた、支援技術演習を行う
・様子観察
・排せつ介助
・更衣介助
・全身チェック
・移動介助
・整容介助
・ベッドメイク
実習  通所、施設にて 8 時間
訪問介護にて 4 時間

保有資格によってカリキュラムが免除される

以下の資格を保有している場合は、各都道府県の判断によって介護職員初任者研修の受講科目と受講時間の全科目が免除されます。

  • 看護師等の資格を有する者
    ただし、看護師等の業務に従事していた時期から相当の期間(10年以上)を経ている者で、10年以内に在宅福祉サービス若しくはこれに類似するサービスの従事経験(就労日数:90日以上)のない者については、職場研修等を必要とする
  • 実務者研修
  • 特別養護老人ホーム等の介護職員で実務経験を有する者
  • 指定居宅介護等の提供に当たる者として厚生労働大臣が定める者
  • 生活援助受持者研修
  • 入門的研修
  • 認知症介護基礎研修
  • 訪問介護に関する三級課程
  • 各市町村が実施する総合事業の担い手対する研修

保有資格の免除の詳しい内容については各都道府県に確認してください。

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【中国・四国】
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